2009年3月  

8,22 アラカルト

2008年8月22日金曜日

北京のホテル、急落する宿泊料金、25日以降は通常に?



2008821日、北京五輪もあとわずかとなったが北京市内のホテルでは宿泊料金の値下げが続いています。開催期間中、市内のホテルは「五輪特別価格」として通常の3倍から4倍の宿泊料金を設定。しかも連泊でないと予約を受け付けないとの強気の姿勢を見せていましたが、実際に五輪が開催されると空室が多く、各ホテルはこれまでに軒並み値下げを表明しました。閉会式まで残りわずかとなった現在では、宿泊料金をさらに値下げ。ほとんどのホテルが今月25日か26日には、料金を通常近くに戻す予定だといいます。ある5つ星ホテルは23日まで13000元(約45000円)に設定しているスタンダードルームを、27日には600元(約9000円)に。 エコノミータイプのホテルでは、西単漢庭酒店が25日に現在の499元(約7500円)から359元(約5400円)に値下げ。錦江之星酒店では26日に 通常価格の269元(約4000円)に戻すと言いました。ただし「鳥の巣」国家体育場周辺の各ホテルについては、宿泊料金の急激な値下げはしないようです。さて、そのホテルですが、外国人宿泊客を監視している等の話が実しやかに噂されましたが、北京国際メディアセンター(BIMC)で、北京五輪開会後の観光地おもてなしサービス状況に関する記者会見が開かれ、記者会見に出席した北京市旅遊局スポークスマンの熊玉梅(シオン・ユーメイ)副局長は、「ホテルを管理する行政部門として責任を持って答えるが、北京五輪開催期間中はホテルを含む公共の場所に対し、国際的かつ普遍的な安全対策を逸脱するような措置をとってはいない」と断言。「外国人観光客をホテルが監視するという報道は、完全に事実に反する」とこれを否定したうえで、「中国では個人のプライバシーは法によって保護を受けるものであり、外国人観光客の皆さんは安心して宿泊して欲しい」と語った。

ELEANOR:、瀋陽ではタクシーの運転手に対し、テロ対策の一環として挙動不審者については通報し、それに対し報奨金まで用意した経緯も有り、どこまで本当か解らないです。挙動不審者や公安マーク者、政府要人等については、当然、盗聴・盗撮等がホテルで行われていると思っても不思議では有りません。



おろろ?、人口11億人のインドが金メダル1個だけ?


                     (写真中央がアビナブ・ビンドラ選手)


男子射撃エアライフルのアビナブ・ビンドラ選手がインド初の個人金メダルを獲得したが、11億人もの人口を擁するインドはなぜ金メダルが1個だけなのだろう?シンガポールの「ストレーツタイムズ」紙は13日、インドは1990年からオリンピックに参加しているが、今回のオリンピックまで個人での金メダルは獲得できていなかったと指摘し、国のスポーツ振興をはじめ、様々な原因があると報じた。1982年にニューデリーでアジア五輪を開催して以来、インドでは全くといって良いほどスポーツ施設は作られていない。3億9000万ドルもの特別予算が組まれているものの、役人の公費による旅行費用に充てられるなど、その大部分が“ムダ”となっており、2010年にインドで開催予定のコモンウェルスゲームズの実施も危ぶまれているほど。スポーツ界にも問題がある。28年前、インドはホッケー団体で金メダルを獲得したが、そのインドホッケー協会の上層部は汚職によって辞任したばかり。また、インドではスポーツが社会的にあまり認知されていない。スポーツよりも勉強に注力する家庭がほとんどで、刻苦努力して子供に上流階級入りを 期待する親が多い。哲学的な側面を指摘する声もある。インドでは肉体よりも精神が重視されており、肉体は精神が一時的に宿るものだと見なされている。そのため、肉体を鍛え上げることに誇りを感じないのだという。一方で、ドイツ「ノイエス・ドイチュラント」紙によれば、ビンドラ選手が金を獲得したことで、ビンドラ選手が「11億人の夢」「国の英雄」などと、国を挙げての賞賛が行われている。今回の金メダル獲得で、インドのスポーツ事情にも変化が生まれるかもしれない。



育児放棄をされた子供。それでも母親をかばう。



埼玉県三郷市の民家で3月、幼児3人が置き去りにされ、島村健太ちゃん(当時2)が死亡、双子の長女が負傷した事件で、保護責任者遺棄致死傷の罪に 問われた母親の無職島村恵美被告(30)=同市早稲田2丁目=の初公判が20日、埼玉地裁であり、島村被告は起訴事実を大筋で認めた。動機については「育児の煩わしさから逃れ、交際男性との同棲生活を送るため」と指摘した検察側の主張に対し、「育児放棄になりやすい状況だった」とし、複合的な要因によると主張した。検察側は冒頭陳述などで、島村被告は2月、双子の父親で名古屋に単身赴任中だった内縁の夫とは別に、近くの居酒屋店員と交際を開始。店員と2人で近くに借りたマンションで同棲したいと考えるようになり、3月3日ごろ、「ママはもう戻らない。後はよろしく。(妹と弟の)面倒見てね。おなかがすいたら電話をかけて」と言い残し、子どもを置き去りにしてマンションに移り住んだ、と指摘。事件当時6歳だった長男が1日数十回、「弟や妹が泣いている」と電話で助けを求めたが、島村被告はせいぜい1日1~2回、子どもたちのいる祖父母 宅の玄関先に行って、ハンバーガーやパンなどの出来合いの食べ物を長男に渡すだけで、おむつ交換などをしなかったと指摘。児童相談所職員などとの面会も拒み続け、「20歳前半から育児に追われていたので、一人の女として自由になりたい」と供述したという。一方、弁護側は、健太ちゃんの夜泣きがひどかったことや内縁の夫や実母らの支えもなく、「育児放棄になりやすい状況だった」と主張。「交際を始めたばかりの男性に癒しを求め、育児放棄がエスカレートした」と述べた。起訴状によると、島村被告は店員と同居するため、3月3日以降、間借りしていた祖父母宅の3階の部屋に3人を放置。12日に健太ちゃんを脱水症や低栄養で餓死させ、長女に脱水症などで10日間のけがを負わせたとされる。この日、長い髪を後ろで結い、グレーのトレーナーにジャージー姿で入廷した島村被告。裁判長の問いかけに、小声で答え、うつむきながら落ち着かない様子だったが、検察側が長男の供述を紹介すると、あふれる涙をこらえることはできなかった。「ママが作ったシチューやカレーが大好き」という長男。母親が去った感想を検察官が聞くと「我慢できなかった。さびしかったよ。何度も電話したけど全然出ない」と答えたという。ゴミが散乱する部屋で出来合いのパンやハンバーガー、お菓子を買い与えられる日々。「残っていたご飯を食べようとしたら腐っていた。冷蔵庫もないから」。当時2歳の妹と弟を一生懸命笑わせようとしたが、長女が笑っても、「弟(健太ちゃん)はずっと泣いていた」という。健太ちゃんの死を目の前にした島村被告は「お前はクビだ」と長男を平手で一発たたいたという。それでも長男は「本当に全部ボクが悪い。面倒みろと言われていたのに、全然お菓子とかあげないで」と母親をかばったという。



人種差別の記事が有ったので、いくつかまとめました。

●黒人従業員をライオンのエサにした白人農園主が仮釈放へ、



南ア
【8月21日 AFP】南アフリカで、黒人の元従業員を殴打しライオンに食べさせて殺害したとして終身刑判決を受け、のちに事後重犯で禁固5年に減刑されて服役していた白人農園主が21日、刑期の3分の2を終えて仮釈放されました。この事件は北部リンポポ(Limpopo)州出身のマーク・スコットクロスリー(Mark Scott-Crossley)受刑者は、2004年に元従業員のネルソン・チサレ(Nelson Chisale)さんを殴打し、ライオンのおりに投げ込んで殺害したとして、翌05年に終身刑を言い渡され、殺人罪で禁固15年の判決を受けました。しかし最高裁は07年、高裁判決ではチサレさんがおりに投げ込まれた際に生きていたかどうかが立証されていないとして、スコットクロスリー被告(当時)を殺人の事後従犯で禁固5年に減刑しました。94年まで続いた白人支配による人種差別の古傷を開いた同事件は、数か月にわたって新聞の紙面をにぎわせ、スコットクロスリー被告はメディアから「ライオン殺人者(lion killer)」と呼ばれ、事件当時にライオンのおりに残っていたのは被害者の頭がい骨、指1本、足の一部、血まみれの衣服だけだったそうです。


●韓国内で人種差別が激化模様

韓国で外国人女性が多数出演しトークを繰り広げるバラエティー番組『美女たちのおしゃべり』(KBS第2テレビ)の出演者で、エチオピア人の大学講師メザ・イシュトゥさんは、18日の放送で「韓国に初めて来たとき、ある会社に履歴書を出したら“黒人なの?黒人はダメです”と言われた」事を涙を流して訴えた。韓国に来て4年半というメザさんは、昨年9月からある大学の経営情報学部専任講師として教壇に立っているが、メザさんは「韓国では、“黒人なのになんで大学で教えられるの?”と言われる。韓国はひどすぎる」と言ったそうです。韓国語ができないエチオピア人の代わりに、メザさんが工場の社長に会うと、「黒人の給料は、アジア人の給料よりもだいぶ少なくしている」と言われたともいう。オーストラリア人のコスティさんも「韓国の人たちは黒人が英語を教えていると、その授業を受けない」と韓国人の人種差別を問題視しました。京畿道利川市で冷凍倉庫の火災があったとき、死者40人のうち外国人労働者は14人にも達し、彼らは安い給料でつらい仕事場で韓国経済を支えてくれています。韓国は1年間に3700億ドル(約40兆6300億円)相当の商品を外国に売る一方、韓国内に住む外国人の数は100万人、全国民の2%を超えているにもかかわらず、スイス国際経営開発研究所(IMD)は「外国文化に対する開放性」の評価で韓国を「55カ国中最下位」としています。国際結婚をして韓国に住んでいる東南アジア出身のある女性は、韓国での小学校生活によくなじんでいた子供に「お母さんが学校に来てからいじめられるようになった」と言われました。同級生たちはその子の母親が東南アジア出身ということを知ると、いじめるようになったという。まだ幼い子供たちまでもが人種差別や偏見に染まっていては、世界が一つの町、一つの家族のように混じり合い、暮らしていく未来の世界のリーダーとは成り得ないでしょう。


四川大地震の最新状況

中国国務院新聞弁公室が明らかにしたところによりますと、21日正午までに、四川大地震による犠牲者は6万9226人に達し、37万4643人が負傷し、なおも1万7923人が行方不明になっているということです。また、これまでに中国が国内外の各界から寄せられた義捐金と救援物資は、合わせて592億元相当に達し、21日正午までに中国の各レベルの政府は、震災救援活動に669億元の資金を投入したということです。

ELEANOR:四川地震の写真は登載しません。


中国の自動車輸入が大幅に増加



中国税関総署が発表したデータによりますと、1月から7月までに、中国の自動車輸入量は24万台以上に達し、去年の同じ時期より約48%増加しました。そのうち、オフロード車と大排気量車の輸入が持続的に増加しています。主要輸入国は、日本、EU・欧州連合、韓国、アメリカはとなっています。税関は、「自動車輸入量が増加する主な原因は、国際車市場が不況で、自動車大手は販売先を中国に移転したからだ」としていますが、国民の所得が上がり金融政策が上手く行っているからだと思います。まだまだ所得の格差は農村部と都心部では雲泥の差が有りますが、一般会社員は家電品も揃え、自宅を郊外に購入したら、交通手段の確保になるのは自然の流れです。


ELEANOR:今、中国で働く人や、80年90年に生まれ、これから社会に出る人に言いたい。日本は戦後に苦しい思いをして自分の国を再興させ、その技術力、生産力、品質や責任、それらを一から作り上げてきました。日本では1960年頃からテレビが普及し始めましたが、それから20年後に中国はテレビが普及し始めます。外国の製品しかしらない中国では、製品の特性や品質を理解する事無く、他国の製品を受け入れた結果、物づくりに興味を持たず、そのスタイルやカラーだけで購買されました。なぜ、電話が携帯なのか?そんな事を考える人が居ますか?。インターネットの仕組みは?。カメラの原理は?、誰もそんな事に興味は有りません。しかし、それらを理解しないと良い物は作れないのです。知らない事が決して悪い訳では無いですが、概ね中国では生産過程は重要視されず、外観重視である事が、その証拠であると思います。食べ物でも、見栄えが良ければいくら農薬を使おうが関係なく、農薬を売っているから使う。の程度で終わってしまいます。結果のみを求める結果、偽造や癒着が横行し、それらを統括する一部の人だけが私腹を肥やす。といった風です。日本、アメリカ、ドイツ等の企業はそれらを理解し、その民度ゆえに低賃金での現地労働力確保ができています。外国の自動車メーカーや電気メーカーが日本に工場を作らなかった事を考えれば、中国もやり方しだいでいくらでも伸びると信じています。私が言いたいことは、マネジメントシステムをきちんと構築させ、同じ時間を使うなら品質重視の仕事をしましょう、と言う事です。加油!中国。

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